皆さんこんにちは!共鳴トレーナーの山崎です。
先日12/23に阿佐ヶ谷にあるオンザルーフプラスという所でライブに出演してきました!
人生初完全ソロでの弾き語りライブでした。
普段あまり緊張しない僕なんですが、さすがに冒頭は少し緊張して力が入ってしまいました。
いやー自分しか音を出していないって怖いですね。笑
だんだん慣れて楽しくなってはいったんですが。。
弾き語りのスタイルでステージに立たれているアーティストの方々を改めて尊敬しました。
これから僕ももっと頑張ります!
さて、ここからはトレーナー目線で書きますね。
この日のライブは、たくさんのアーティストさんが入れ替わり立ち替わり出演されていて、色々な歌を聴いたのですが、そこで改めて強く感じたのは、ただ「声量」があってもダメなんだということでした。
世間一般的には「声量がある」=「いいこと」
だと言われていますよね?
実際にこの日も、あるアーティストさんに「声量があってすごいね!」みたいな感想を言っている方を見かけました。
でも声量があっても耳が痛くなるような歌で、歌詞が全く聴き取れなかったらどうでしょうか?
それでも声量があった方がいいですか?
きっとそうではないと思います。
叫ぶように歌っている歌は聴いていて正直苦しいです。笑
それに対して、声量もあるのに、歌詞も聴き取れて、聴いていて心地よい歌も存在します。
その差は何か?
「共鳴」です。
散々言っていることではあるのですが、歌は共鳴(顔の中で声が大きく鳴っているように感じる・見える場所だと思ってください)の位置で決まっています。
叫ぶように歌っている人は、共鳴が口より下にあります。
逆にマイクに乗る抜けのいい声の人の共鳴は大まかに鼻より上です。
ややこしいので厳密な話は避けますが、ざっくり言うと、声が鳴っている位置が顔の上の方にあるほど、聴いていて気持ちいい歌になるということです。
これはイコール、ピッチが高いとも言えます。
共鳴とピッチについては以下のページで書いているので気になる方は是非ご覧ください。
共鳴の位置が高い人はどちらかと言えば声量そのものがあるというより、小声量でも発した声がしっかりマイクに乗るので、ボリュームも出ているように感じるのですが、決して耳が痛くなるような声にはなりませんし、歌詞もクリアに聴こえます。
共鳴ボイトレ法では、主に顔面の筋力を使ってその共鳴を鼻に誘導してそこからずれないようにコントロールすること、
頭式呼吸では、人間が本来持つ頭部の呼吸機能を改善していくことによって、空気の流れで共鳴をさらに高い位置へ、そして筋力で頑張らなくても上手く歌える身体へと変えていきます。
そうなったら歌っていて本当に楽しく、気持ちいいですよ!是非一緒にそんな歌を手に入れませんか?
さあ、2019年ももうすぐ終わりますね。
今年も1年間ありがとうございました。皆様良いお年を!
つくば校よりメッセージ
子供の頃、クラスに歌の上手な子はいませんでしたか?
その子は歌を習っていたのでしょうか?
おそらく、ほとんどの子は習っていなかったでしょう。
歌の上手な子は、生まれつき上手なのです。
じゃあ、それは何が違っていたのでしょうか?
『歌がもっと上手く歌えたら…』
そう思っている方達の力になれるように、KISSはその謎を研究して10年、答えを見つけました!
趣味で楽しみたい方も、プロを目指している方も、ぜひKISSのトレーニングを受けて、自分の歌が変化していくのを体感してもらえたら嬉しいです。