ボイトレにおける「歌が上手い」とは①

皆さんこんにちは!トレーナーの山崎です!

先日大学の成績発表があり、無事卒業単位を取得しました。これで3月までは人生の夏休み…といきたいところですが、これからアーティストとして売れていくため、KISS MUSICを大きくしていくためにやる事は山積みです。でも好きなことをしていたら多少ハードスケジュールでも、そんなことは関係なく楽しいものですよね!

さて、僕のブログでは今日から2回に分けて、「歌が上手い」の定義についてお話しさせて頂きます。

突然ですが、皆さんは歌が上手いってどんな状態を言うと思いますか?

正確な音程?リズム感?豊かな感情表現?声量?声質がいいこと?

こういった要素は挙げていけばキリがないほどありますが、確かにどれも一つの正解だと思います。

ただ、きっとみんな価値観がバラバラで、歌のうまさを数値化して共通の基準で測ることは難しいですよね?音程やリズムは客観的なもののようですが、どれぐらいで良いとするかの基準は人によるのではないでしょうか?

例えば、FNS歌謡祭などでアーティストさんがコラボして歌われているYouTube動画のコメント欄を見ていると、誰が一番上手いだの、こっちは声量がないだの、声が嫌いだの、結論のない議論が繰り広げられ、結果的に「それぞれの価値観でいいじゃん!!」みたいな仲裁が入る会話の流れをよく目にしませんか?

当然、歌は各々の価値観で楽しめばよく、定義できるものでも、するものでもないという意見にも一理あると思います。

ポップス・ロックは個性が最も重要なジャンルですから、声質や表現の部分に関して個人の価値観で測られるのは当たり前で、個性を比べてどっちが絶対的に上だと言うことはできないものです。

ですが、ボイストレーニングをしましょうとなった時、「何をもって上手くなったとするか」がそんな曖昧なものでは、教えている側も教わる側も、どこを目指せばいいのか分からないのではないでしょうか?

例えば男性が「C5の音を地声で出すことが目標」とかならまだ目指す場所が分かりますが、実際は漠然と「歌が上手くなりたいです」と言って通われる方がほとんどですし、仮にC5が出たとしても、ただ音が届くだけでは歌で使えるとは言い難いですよね。

KISSでは、個性を育てること以前に、もっと根本的な部分での「歌が上手い」の具体的且つ、誰にでも当てはまる定義があり、共鳴ボイトレ法®︎はそこをターゲットとして作られています。言い換えれば、感情表現やテクニック、ハイトーン以前に、根本的に使い物になる声にならないと意味がないですよね?というお話です。

そういった上ものの要素は、歌の前提条件を整えてあげれば、あとでいくらでも伸ばすことができます。逆に前提が崩れた状態では何をしようが積み上がっていかないですし、そもそもは下手なままです。

そこで客観的な上達の基準となるのが「共鳴」というものであり、根本的に「歌が上手い」の秘密は「共鳴の位置」にあるのですが、それについては次回に続きたいと思います。

少しでも気になる方は、いくらでも質問にお答えしますので是非一度無料体験レッスンにお越し下さい。お待ちしております!

ボイトレ・山崎講師
山﨑

つくば校よりメッセージ

子供の頃、クラスに歌の上手な子はいませんでしたか? 
その子は歌を習っていたのでしょうか? 
おそらく、ほとんどの子は習っていなかったでしょう。
歌の上手な子は、生まれつき上手なのです。
じゃあ、それは何が違っていたのでしょうか?

『歌がもっと上手く歌えたら…』

そう思っている方達の力になれるように、KISSはその謎を研究して10年、答えを見つけました!
趣味で楽しみたい方も、プロを目指している方も、ぜひKISSのトレーニングを受けて、自分の歌が変化していくのを体感してもらえたら嬉しいです。

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