
こんにちは、梅田校・高松校の田村です!
最近、オープンマイクのバーで歌わせていただいているのですが、『上手い』と言われることが少しずつ増えてきました。
昔は、気持ちがこもってるねとか、アツい歌い方だねとか、歌が好きなのが伝わってくるとか、そういう感想が多く、決して『上手い』とは言われなかったのですが。
でも、自分ではまだまだダメなところが山ほどあるし、実際もともと上手い人とは程遠いし、もっと上手くなりたいと思っています。
ぼくは自分を下手な人代表だと思っているので、もっとトレーニングを頑張って、少しでも多くの人に歌が上手くなるという希望を与えられたらと思っています。
ところで、みなさんは歌を聴いたり、歌っている人を見たりして、ボイストレーニングの痕跡を見つけることができますか?
オペラの概念を応用した一般のボイストレーニング(OLDボイトレ)は歌う際の筋力を矯正するトレーニングなので、歌っている姿にある特定の不自然なフォームが確認できます。
なぜ、それに気づけるかというと、私もKISSに出会う前にはOLDボイトレの教室に通っていましたし、インターネットで情報を集めて独学でもトレーニングしていました。その時の自分の歌い方がまさに同様だったからです。
では、いくつかその特徴をあげてみます。
- 足を肩幅に広げ、顔は斜め上を向いた状態から動かない
- 手のひらを下腹部に当てる
- やたら口を大きく開けて歌う
- ベロの真ん中がへこんでUの字になっている
- 音程が高くなるほど口から大きな声が出る
いかがですか?
みなさんの周りやテレビの中で歌っている人にこの特徴に当てはまる人はいませんか?
3つ目までは見た目に明らかだと思いますが、4つ目はなかなか気づきにくいですよね。
テレビなんかで、アイドル系の方が歌っている映像をよく見ると、ベロが不自然にUの字に曲がっているのが確認できます。
試しに皆さんUの字にして歌ってみてください。歌いにくいでしょ?(笑)一体なんのためにやっているのでしょうね?
5つ目は共鳴の概念を理解すれば説明は簡単なのですが、ザックリ言うと、高い声ほど太くドスが効いて腹から声を出しているような感じです。
もしみなさんの周りにこんな人がいたら、OLDボイトレのボイストレーナーにそうしろと指導されているか。インターネットにあふれているコピペ情報を鵜呑みにして独学でトレーニングしている可能性が高いです。
思い切って、ボイトレやってる?と聞いてみてください。
そして、それは間違ってるらしいよ、とKISSのことを教えてあげてください。
OLDボイトレは筋力の矯正を行うので、やっていると歌に『変化』が出てきます。
問題はその変化が『良い変化』なのか、『悪い変化』なのかということです。
オペラの概念を利用したOLDボイトレによる変化は残念ながら現在のPOPSやROCKの指向性から考えると、『悪い変化』と言わざるを得ません。
最も悪い点は、過度な筋力の矯正がその人の個性を殺してしまうことです。
ぜひ、共鳴ボイトレ法で蓄膿症を改善し、あなた本来の個性を取り戻してください!

つくば校よりメッセージ
子供の頃、クラスに歌の上手な子はいませんでしたか?
その子は歌を習っていたのでしょうか?
おそらく、ほとんどの子は習っていなかったでしょう。
歌の上手な子は、生まれつき上手なのです。
じゃあ、それは何が違っていたのでしょうか?
『歌がもっと上手く歌えたら…』
そう思っている方達の力になれるように、KISSはその謎を研究して10年、答えを見つけました!
趣味で楽しみたい方も、プロを目指している方も、ぜひKISSのトレーニングを受けて、自分の歌が変化していくのを体感してもらえたら嬉しいです。